連続上映会 【7】 「台所」

 

人間は食物を手に入れ、調理し、食べる。
毎日欠かせないこの営みは、世界ではどのように行われているのだろう?
EC映像が記録した、どこでも台所にしてしまう狩猟採集民の見事な技や、システマティックな牧畜民のキッチン。これに加えて、『FENICS 100万人のフィールドワーカーシリーズ衣食住からの発見』の出版にあわせ、熱帯アマゾンから南極まで、研究のため世界にくりだすフィールドワーカーたちを迎え、現場ならではの食材をほおばり、ときに工夫や我慢しながら食をとる、十人十色の「台所」談義をうかがいます。

 


■日時 : 2014年7月20日(日)17:30 open/18:00 start

*前回までとは開始時間が異なりますので、ご注意ください。

■会場 : Space&Cafeポレポレ坐 (東中野)

■料金 : 予約1,500円/当日2,000円(ワンドリンク付)

■予約 : 03-3227-1405 (ポレポレタイムス社)

Email : event@polepoletimes.jp

 

【協力】FENICS(Fieldworker's Experimental Network for Interdisciplinary CommunicationS)

上映プログラム

【ECフィルムより】

・ビンガ・ピグミー族(赤道アフリカ・サンガ地方)女たちの共同漁撈/1977

・マサキン族(東アフリカ・コルドファン)料理と食事/1963

・クラホ族(ブラジル・トカンティンス地方)亀の捕獲と料理/1965

民族名、撮影地名には、現在では用いられない名称がございますが、製作当時の表記を尊重しました。


【特別上映】

FENICSのフィールドワーカーたちが撮影した、世界各地のフィールドの「台所」映像

(アマゾン、インド、ラオス、中国、南極ほか)

ゲスト

FENICSメンバー

佐藤靖明(東アフリカ・民族植物学) / 福井幸太郎(南極ほか・雪氷学)

小西公大(インド・社会人類学) / 大橋麻里子(アマゾン・環境社会学)

梶丸岳(ラオス・中国・歌掛け研究) / 椎野若菜(東アフリカ・社会人類学)

 

FENICS(Fieldworker's Experimental Network for Interdisciplinary CommunicationS) とは?
学問分野や産学の壁にとらわれずフィールドワーカーをつなげ、フィールドワークの知識や技術、経験を互いに学びあい、新たな知を生み出すことを目指すグループ(NPO法人申請中)。設立を機に『FENICS 100万人のフィールドワーカーシリーズ』を刊行開始。全15巻にはフィールド調査の具体的なノウハウから災難や失敗の克服法、映像記録の技法まで、多様なテーマにあわせて200人を超えるフィールドワーカーが寄稿する。