第3回にむけて:本間一恵さん邸で「かご」と対面

熱気に包まれたEC第二回の興奮さめやらぬままに、次回上映会「かご編み」の準備が進んでいます。

第三回のゲスト、本間一惠さんの六郷のお宅をポレポレタイムス社の中植さんと訪問。

いざ、めくるめくかごコレクションの世界へ――

以前来た時は、立派な屋根と煙突のある銭湯だった本間さんのお宅はすっかり立て替えが済んでいました。「ああこうして町の記憶は消えていくのだなあ」としばし感慨。

それでも、ま新しいお住まいの2階にあの銭湯の脱衣所にある鍵付ロッカーが!

本間さんの世界のかごコレクションの収納棚として生き延びていました。

本間さんはご自身がバスケタリーの作家であるだけでなく、これは「かご」ではないか!と思う全てのものに関心を持ち続け収集研究し、「バスケタリーニュース」を発行し続けています。

収集するだけでなく「つくる人」としては、一体このかごはどうやってつくられているのか?という所は最大の関心事。実際に実物をほどいたり、レプリカをつくったりと手を動かしながら考えてこられました。

2012年には三内丸山遺跡から出土した縄文のかごの復元にも携わっています。レプリカをみせていただきながら、残された遺物を読み解き編む手順を辿るという行為は、縄文人たちの思考や気持ちに近づくことだっただろうな!と思いました。

 

そして実は彼女は、その研究の一環としてECフィルムを最も多く見て来ました。

(たぶん日本で一番見た人のひとりです)

その記録は全てカードに整理されておりびっくり。★印での面白さ評価まで記入されています。

 

お風呂屋さんの棚から次々と出て来る不思議なかごに歓声をあげながら、撮影をさせてもらいました。

その写真は今回のチラシのデザインに生かされています。

本間さんでさえ使い方の分からないかごもあるらしい。

 

上映会の本番でもぜひみなさんに実物のかごを見ていただきたい!

会場に来た方に、もしかしてその地域の専門家がいて謎のヒントをもらえるかもしれないね。

映像で見たものの実物が出て来たら嬉しいね。などなど大いに盛り上がった夕べでした。

 

帰り道。「あ、あのフェンスの編み方おもしろいね」「あ、あの植え込みの絡まり方かごに見える」

などなど、「なんでもかごに見える病」にすっかり感染した中植と下中でした。

3/22、第三回上映会、乞うご期待です。

(下中菜穂記)